エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

たかがらぁ麺、されどらぁ麺

ラーメンは好きだが、特に思い入れはない。
普段(というか寒くなった)妻の作ってくれる、生麺(シマダヤとか)で野菜たっぷり入ったタンメンや味噌ラーメンで大満足だ。


息子なぞは何系とか今時流行り?のラーメンにこだわりを持って探し出して1人食べに行く。
そういうこだわりは余りない。


ただ買い物の途中に開店したラーメン屋が結構客が入っているようなので、気にはなっていた。
しかもその店に野田っチこと野田元首相が秘書?らしきかばん持ちと共に店に入るところを見て、おや?と思った。
気になる。


その店は去年9月1日に開店したらぁ麺はやし田という店だ。


その店が2日間550円(税込み)で食べられるチラシを見つけた。
妻と食べに行く?と聞くともちろんと快諾。
妻も野田っチがその店に入るところを目撃している。


店はテーブル席(6人くらい座れる)と厨房を囲んだテーブル席で、家族連れなどでテーブル席はすべて埋まっている。
私たちはカウンター席に隣り合って座る。
今どきのラーメン店は小ぎれいでスペースもゆったりしている。
へ―そうなんだと感心。


妻は魚介鶏白湯(辛つけ麺)を、私もそれがいいかなと思ったが、同じものでは味見できないので担々麺を注文。
今時なのでタブレットから注文。


まずは、担々麺が来て肉みそと合わせてスープを一口。
余り辛くなくマイルドで奥深い味、美味しい。
細麵でよくスープに絡む。
妻も試食したら、美味しいと感想。
ただ麵が細いせいか、私が食べるのが早いのか、あっという間に半分以上なくなる。
その後辛つけ麺が来て、私も試食。
魚介の出汁と鶏白湯が複雑にブレンドされながら辛みのある奥深い味。
太麵でしっかり食べ応えあり。
ただ担々麺を食べた後だとややそのつけ汁のうまみが減殺されてしまうので注意。


妻が辛つけ麺を食べ始めの頃に、もう担々麺の細麺は風前の灯火となってしまった。
しまった、もう終わりじゃないか。
ここから頭の中がカオスとなる。
普段はスープを残すのだが、私1人だけ食べ終わるのは淋しい。
ついスープを飲んでしまう。
幾ら暑くて汗をかいてもスープを全部飲んでしまうのは体に良くないと思いながらいつの間にかほぼ完食してしまった。
するともう一杯、違うラーメンに興味が湧いてくる。
魚介鶏白湯(海老つけ麺)に目が行く。
でも魚介系の傾向は試したしなと思いつつ、油そばというメニューに目が行く。


最近、息子と次女が油そばの話題をしていた時に、油そばって何だ?今一つ話に乗れないなあと感じていたことからこれにしようと決断。
タブレットで注文。
妻は本当にもう一杯たべるの?と半信半疑。
油そばが来た。
よくかき混ぜてくださいと店員さんに言われて、よくかきまぜる。
太麺と背油とニンニク、玉ねぎと鶏白湯?スープが混然一体となってボリューム感もたっぷり。
卵の黄身が別皿でついていて後から入れる。
妻に試食を薦めて、意外と背油がしつこくないのねと感想。
なるほど、と思い一気に食べていく。
他の2つとは異なる調理法と組み合わせ。


らぁ麺と言ってるが、それぞれ特徴が違い美味しさも違う。
たかがらぁ麺、されどらぁ麺。


お腹いっぱい食べた後で2人で買いものをした後で、本日のらぁ麺の感想を語り合う。
1番好きなのは担々麺(私は大盛にすることがマスト)、2番目が辛つけ麺、3位が油そばで夫婦でほぼ一致した意見。
ご馳走様でした。