昨日、新聞でZホールディングス、ヤフー、LINEが2023年度中に合併の記事が掲載された。

あれ？Zホールディングスは持ち株会社で、ヤフー、LINEはその傘下ではなかったけ？と思いながら記事を読んだ。

Zホールディングスの代表取締役社長共同CEOは、会見で思い描いた経営改革を実行できなかったと率直に述べた。

つまり2年前に「グローバル化の進展や、重複する事業・サービスの統廃合による収益力を向上させる」目的で経営統合したが、純粋持ち株会社制度では果たせなかったという言い訳なのだろうが、合併でそれが果たせるという保証はあるのだろうか？

本来純粋持ち株会社制度は、持ち株会社は人的資本の配分や資本政策といったグループ全体の経営に集中し、傘下の個々の事業会社は各事業に専念させることを主眼としているはずで、現在多くの日本企業で採用している。

3社合併とは、それに逆行するのでは？と疑問符がつく。

それでもこの合併が組織の意思決定の迅速化や消費者やユーザーに分かりやすいものにしてくれれば、収益も上がっていくのではないかと期待する。

そしてあわよくばGYAOの継続ないし復活も期待したいな⁉