極私的映画録 2024第2四半期(4月~6月)
今年も早半年が過ぎた。
年齢と共に時間の経過が早く感じる。
梅雨の時期というが、昔のようにしとしと降るのではなく、降水量の多い激しい雨が降る時間帯(先日、静岡に線状降水帯発生のニュースが流れていた)が多い。
かと思うと、晴れて暑い日(真夏日)も多い。
これも地球温暖化、気候変動のせいなのだろうか?
閑話休題
4月から6月までの3ヶ月で合計34本の映画を見た。
前期と同数。
記載する対象は今年公開されたものに限らず、機会あって観たもので製作年度、公開年度は無限定。
その中で自分なりに高評価だったもの(再見のものは〇を付した)を以下に記録した。
個々の作品についての詳細なコメントは、キネノートさんに記録してあるのでこちらには詳しくは書かない。
4月
ハウス・オブ・グッチ(2021米)
ペコロスの母に会いに行く(2013日)
次点
イニシェリン島の精霊〈2022英・米・アイルランド)
SHE SAID シー・セッド その名を暴け(2022米)
5月
女が階段を上る時〈1960日)
僕たちは希望という名の列車に乗った(2018独)
次点
マイ・ブックショップ(2017英・西・独)
6月
死闘の伝説(1963日)
次点
パブリック 図書館の奇跡(2018米)
黄金〈1948米)
「ハウス・オブ・グッチ」は、ご存じイタリアが生んだ国際的なブランドグッチの実際にあったファミリービジネスの醜聞と殺人事件を巨匠サー・リドリー・スコットが描いた作品。
スキャンダルもここまで豪華に緻密に描けば、秀作と評価される見本のような作品。
「ペコロスの母に会いに行く」は、62歳の漫画家が認知症の89歳の母親の介護を中心とした生活をユーモラスに温かみのある家族交流を描きつつ、母親のたどってきた人生を振り返る構成。年齢的にも身につまされる作品だが、決してお涙頂戴でない、ユーモアがうれしい。
「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」は、ハリウッドの大物プロデューサーの長期かつ広範なセクハラを告発した2人の女性記者を主役とした実録もの。実際に被害にあった女優も勇気ある出演をしている。
「女が階段を上る時」は、成瀬巳喜男監督と高峰秀子主演で銀座の夜の世界を描いた秀作。
「僕たちは希望という名の列車に乗った」は、まだベルリンの壁ができる直前の東ドイツから自由を求めて高校生が集団亡命した実話を描いた政治的かつ青春映画。
「死闘の伝説」は、そのおどろおどろしいタイトルに違わない木下恵介監督の怪作。
時々自分の想像を超える作品に出合うと映画好きでよかったなと1人ニヤリとしてしまう。
さて今年後半どんな作品、才能に出会えるか楽しみだ。
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