エンコルピオのブログ

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読書録 2025第1四半期(1月~3月)

エンコルピオ

このブログは春ごろ書きかけたけど一旦中断していた。

7月にもなって第2四半期の材料も溜まってきたので焦る、焦る。

ここ数日酷暑から梅雨?(まだ終結宣言は出ていない)の高湿度と猛暑の暑さに苦しめられながら完結したのでアップしたい。


記載した本に関してはすべて「ブクログ」にコメントしたので、ここでは多くは記述しない。
また映画録とは異なり一定の基準を設けて厳選したものではない。
単純に期限を切って備忘のため記録している。


1月

ワイルドランド アメリカを分断する「怒り」の源流(下)

ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街 ジェイミー・フィオーレ・ヒギンズ

日本経済の故障箇所 脇田成

ヒルビリー・エレジーアメリカの繁栄から取り残された白人たち J・Dバンス 

2月

美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道 春日太一

クリストファー・ノーラン イアン・ネイサン

異次元緩和の罪と罰 山本謙三

弱い円の正体 仮面の黒字国・日本 唐鎌大輔

3月

なぜ倒産 令和・粉飾篇 破綻18社に学ぶ失敗の法則 制作 : 日経トップリーダー・帝国データバンク・東京商工リサーチ

コブのない駱駝 きたやまおさむ「心」の軌跡 きたやまおさむ


1月

今年1月誕生した第2期トランプ政権の支持層の形成を考える上で参考になる著作が「ワイルドランド アメリカを分断する「怒り」の源流」と「ヒルビリー・エレジーアメリカの繁栄から取り残された白人たち」だった。

前者は共和党の穏健な保守派(富裕層や敬虔なキリスト教徒が多い)が、変質していく様と民主党の偽善的な側面から離脱していく層(白人労働者や貧困層、移民の富裕層)らを複数の視点から描き出す。

後者はまさに第2期トランプ政権の副大統領となった著者の赤裸々な白人貧困層の訴えであり、成り上がりの軌跡である。

トランプの有力な後継者とトランプが言っているのは最近の話。どうなる事やら?

「日本経済の故障箇所」は、新東京都立大学経済経営学部教授である著者が失われた30年の真因は企業の貯蓄主体化(内部留保の原則)=低賃金の常態化であることを喝破した書作。

ここ数年賃金上昇を政治主導で経済界も動き始めたが、遅きに失する思いだ。

2月

美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道」は、松竹でのサスペンスやメロドラマ、小津、木下といった名匠との作品、更に今年3月25日に亡くなった篠田正浩監督と夫婦であり同志のような関係性の作品と幅広い役柄で役に憑依するような演技が素晴らしい大女優の歴史や作品を概観できるファン本。

クリストファー・ノーラン」は、彼のデビュー作から「インター・ステラー」までの作品論やエピソードが書かれている(部分的に最新作「オッペンハイマー」も)。特に個人的に絶賛した「インター・ステラー」のコメント(キネノート)と照合するように読んだ。

「異次元緩和の罪と罰」は、元日銀理事の著者が黒田日銀の異次元緩和という実質的な財政ファイナンスが放漫財政を生んだ罪と罰を鋭く言及する。

「弱い円の正体 仮面の黒字国・日本」は、国際収支をベースに円安が進行する要因を多角的に分析した。

3月

「コブのない駱駝 きたやまおさむ「心」の軌跡」は、フォークルセダーズの北山修氏が誕生からフォークルの活動、そして精神科の研究者・医者として歩んだ道を回顧する。本書を読んだきっかけは、フォークルのメンバーでもあった加藤和彦が自殺した関りや経緯について書かれたことにあった。ただ結論としてまたも精神医療の脆弱さが印象に残った。


ファン本を除いてすべて図書館で借りた。感謝したい。

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