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夫婦漫遊記 函館~青森ねぶた篇その2

エンコルピオ

 五稜郭タワーの展望チケットは別料金でガイドからもらった1人100円引きの割引券で1人900円かかります。
結果的にこのタワー展望は見ることをお勧めします。
でないとあの広大で星型の複雑な形状の五稜郭の全体像は俯瞰できません。
後で公園内を散策しますが、全体像を見ていないと楽しみが半減すると思います。
更にエレベーターに乗って扉が開いた時に、目前に広がる五稜郭の雄大さ(人工的なものなのに)を目の当たりにする迫力はなかなかです。


展望には函館戦争の経緯や土方俊三像(函館ではアイドルのような扱い。お土産にも歳ちゃんグッズが多い)などもあって、維新軍に対抗した幕府軍の奮闘の歴史を概観できます。
私と妻は五稜郭の全体像が入るように写真を撮っていて、すっかり観光客モードに。
一通り展望台を回遊してから、下に降ります。


降りたところでまた美味しそうなジェラード売り場があったのですが、2人でさっきソフトクリーム食べたばかりだからねと了解し合い眼だけ味わいます。


そして五稜郭公園の中を散策し、函館奉行所だったという中心部まで来て手前にあるベンチに腰掛けます。
タワーから出たばかりは暑かったのですが夕暮れになり涼しい風が吹いてきて首都圏の蒸し暑さの違いに感無量でした。
2人でボーッと奉行所や周りを眺めてから、バスの集合時間が迫ってきたので戻ります。


ホテルに向かう途中で函館山の夜景観賞の案内の参加するかどうかがツアー客全員に問いかけます。
どうしてかなと思っていたら、当日は函館港まつりの初日で、ホテルの裏手で花火大会があるというのです。
函館山の夜景観賞の時間帯と花火大会がかぶるとのことで選択を求められたわけです。
妻に意向を聞くと、その花火大会を事前に知っていたそうで、花火も見たいが折角函館まで来たのだから夜景は見ようということになりました。


夜景観賞に参加することを告げて、19時に再集合ということになり一旦解散。
夕食はツアーについていないので、近くのお店を探すことにします。
ホテルで荷物を置いて裏口の駐車場から港のある方へ歩いていくと、花火大会を見るために多くの見物人が集まってきます。
浴衣を着た若い娘の集団やらビニールシートをもって場所どりをしようとする家族連れやらで凄い賑わいです。
これは大きなイベントなんだなと実感します。


ホテル近くの函館ベイ美食倶楽部のまで来て、お店を探索したのですがどこも一杯で1時間近く待つような状態でした。
夜景観賞の集合時間も決められているので、とにかく空いているところということで雅屋という海鮮居酒屋に入りました。
明日の朝海鮮三昧のバイキングのはずですが、心は既に海鮮モードで2人でたんまり頂き私は当然サッポロビールを飲んでいい気分に。


とりあえず海鮮丼で締めて(ホテルのバイキングにはウニとホタテはないからねと2人で納得しあい)、ホテルに戻り再びバスに乗り込みます。


7時でもまだ日が落ちていないせいか薄暮の中で函館山に出発です。
函館山は海抜336mでロープウエイもあります。
上っていく途中で、段々暗くなってきてバスの窓から下を眺めると町に明かりがついていく様が見えていきます。
20分ほどで展望ハウスのある山頂に到着です。
ここは観光バスは30分ほどしか駐車できないのでそれに合わせてバスに再集合とのこと。
私は妻はすっかり暗くなった駐車場から展望台に向かいますが、観光客の多さに圧倒されます。
展望ハウスの上に上がっても、人、人、人しかもその夜は靄がかかっていて夜景をはっきり見ることはできませんでした。
靄が一瞬風の流れで部分的に切れて、夜景らしき断片を垣間見るのがやっとでした。
残念。
帰りのバスで山道を下りながら垣間見る夜景の方がよく見ましたが、そこに花火の様子が見えてきました。
そうなると、そちらに関心が行くのもしょうがないところ。


ガイドがバスの中でプチ情報として、花火大会の寄付者のトップが地元出身のバンドGREYだと聞かされて彼らのことはよく知らなかったのですが、その地元愛に感心しました。
ホテルについて妻と2人で花火大会を見るべくホテル駐車場の裏手に出ると、GREYのサウンドがBGMとなって盛り上がっています。
かなり大掛かりな花火大会で子供も大人も皆空を眺めています。
夜景は見れなかったけどこの花火大会はそれを補って余りある素晴らしさでした。


まだ途中でしたが、さすがに妻も疲れてきたようで部屋に戻ることにしました。
私はすぐに大浴場に向かいます。
ひょっとしたらそこで花火が見えるのではと淡い期待もありました。
するとそこには露天風呂と展望大浴場となっていて、湯船に入りながら花火を見ることが出来たのです。
笑えたのは私は内風呂の大浴場から花火を見ていたのでしたが、その手前にある露天風呂に20~30人くらいの男性客の裸の後ろ姿が無防備にある情景でした。
なかなか見たことのない情景にGREYのサウンドが聞こえていたのは言うまでもありません。
ちょっとシュールかも。


その夜0時からパリオリンピック女子サッカーグループステージ第3戦は、ナイジェリアに3対1で快勝。
ベスト8進出を決めました。
推しのなでしこ北川ひかる選手がFKを決めてガッツポーズ。


これで漫遊記も初日終了です。
お疲れ様でした。


一応次回に続く予定。

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