映画監督の大森一樹さんが亡くなったそうだ。まだ70歳。
私にとって大森監督は「ヒポクラテスたち」という医学生の青春を描いた作品が最高に印象深かった。
大森監督自身が医科大学出身で医学生のリアルな実態とまだ学生運動の影響が残る時代の雰囲気を見事に描いた作品ですごくよかった。
次作は村上春樹原作の「風の歌を聴け」を映画化し、期待して見たがちょっと残念な感じだった。
その後アイドル系（と言っても吉川晃司とか）の作品やゴジラモノ（見ました）を撮ってプログラムピクチャーの職人監督のようなイメージになってしまって映画監督として自分のアンテナからは離れてしまった。
キネノート（見た映画の記録はこちらに記している）で確認したら、けっこうたくさんの作品を撮っているようでした。
機会があったら見てみたいと思います。