エンコルピオのブログ

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ゼンショー、ロッテリアを買収

はま寿司、かつ庵、オリーブの里、ビッグボーイがお気に入りのゼンショーがロッテリアを買収するとのニュースが昨日の日経に掲載された。


ロッテリア?昔食べたことがあると思うが最近は職場や自宅近辺であまり見かけたことがないけど、どうなっているのかなと記事を読みこんだ。


日本のバーガー市場で1位のマクドナルドが2900店舗、3位のロッテリアは358店舗と約8倍の差がある。
これはきつい差だな。
2位のモスバーガーは約1200店で約3倍。
けっこう離れているんだな。
ちなみに最近チキンサンドをバーガーと名称変更したケンタッキーフライドチキンは1172店あるので入れるとロッテリアは4位となる。


ファストフードの典型のバーガーが店舗数で劣後することは、致命的な気がするがゼンショーは多くのブランドと店舗数を有していることから今後新規出店は期待できる。


また、マクドやモスはテレビCMでよく新商品や季節限定商品をよく見かけるけど、ロッテリアは最近見た記憶はない。


これは店舗のコンセプトや商品企画にもよるけど、もう少しアピールしていかないと魅力がわからないから必要だと思う。


個人的にはマクドは株主優待で東京駅や津田沼でたまに利用するが、いずれも集客力がすごい。
男女を問わず若い人から家族層、リーマンまで幅広い。
たまにモスに行くと女性客や年配のカップルがゆったりとくつろいでいる感じでマクドとは微妙に客層が違うけど余裕を感じる。


今回買収されるロッテリアは未上場企業なので、詳しくは不明だが官報の決算公告で見ると5年は利益剰余金がマイナスになっていることから、赤字が続いているのではないかと推測する。


ゼンショーHDとロッテリア㈱は、買い取り額を公表していないが全株式を4月1日に取得するとしている。
ロッテリアの名称は一定期間維持するが、将来は変更する可能性を残している。


外食業界はコロナ禍で厳しい状況の中、バーガー市場はテイクアウトや宅配も盛んで成長していたようだ。
ただ他の外食企業も新規参入で競争は厳しくなっている。
今後ゼンショーのネットワークと資金力、商品開発力でどのようなコンセプトのお店が誕生するのか楽しみだ。