エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

9月彼岸明けの真夏日、帝国ホテルで

先日会合のため帝国ホテルに行ってきた。
コロナ禍で4年ぶり?の対面によるコンベンションだった。


JR有楽町駅を降りて、ゴジラのモニュメント前を通るとすぐ帝国ホテルの本館とタワー棟の車寄せ脇を通って大宴会場に行く。


久しぶりとあって結構人が多い。
開会から講演会(国交省のDXの取り組み)やシンポジウム(都市DXの進展と近未来の不動産ビジネス)を聞いて、以前の経済動向や金融中心の話からテーマが大きく変わっていることに時代の変化を感じる。


ただ時間が2時間ちょっとのせいで総花的で掘り下げ方が浅く印象が薄かったものの、次代へのトレンドは感じられた。
それにしても冷房が効きすぎて寒いくらいだ。スーツ姿のおじさんたち(自分もおじさんなのだが)にはちょうどいいのだろうが、エコじゃないなあ。
アルコールを少し入れて温めなければ・・・。


固い話の後は会場を変えて立食パーティーとなる。
以前は会場に行くと、会社の同僚が多く見かけられたものだが今年はあまり見かけない。
ようやく知り合いの同僚を見かけると、今年は以前の半分以下の申し込みだったそうだ。
やはりコロナ禍で対面の必要性と感染のリスク(またコロナと更にインフルエンザも流行りだしているそうだ)を天秤にかけると消極的になったのかなと感じた。


それに比べて会場は他社の会員でいっぱいで大盛況だった。
帝国ホテルの名物ローストビーフや吉兆(鯛の温麵)には行列ができていた。
初めて食べたがカレー(ヨーロッパ風?)が美味しかった。
締めにデザート(モンブランが美味しい)とコーヒーを頂き、クロージングの混雑を避けてあわただしく会場を出る。
帰りは東京メトロ日比谷駅からのルートにした。


翌日、新聞で帝国ホテルが帝国ホテル東京(東京・千代田)のタワー館の敷地の35%を三井不動産に約620億円で売却すると発表したことを知る。
タワー館は2024年6月末までに営業を終了し、三井不が一部用地を取得した上で新館を共同で建設するそうだ。


ちょっと関連ニュースをググって(今でもこの言い方するのかな?)みたら、2022年3月24日日経の記事を見つけた。


「跡地には三井不と共同で46階建ての高層ビルを建てる。オフィスや商業施設のほか、長期滞在向けのサービスアパートメントも展開。賃貸住宅も始めると発表した。新型コロナ禍を踏まえ、宿泊需要に左右されない安定収入の確立を目指す。」そうで2030 年度完成予定のようだ。


流石にその頃は完全リタイアしているだろうなと想像しつつ、その頃も三井のすずちゃんが宣伝するのだろうか?と考えたりもした。