さよならSONGBIRD クリスティン・マクビーを偲んで
前回の記事に続けて訃報がらみの記事なのはちょっと淋しいが、書いておきたい。
クリスティン・マクビーは11月30日に亡くなったそうだ。78歳
彼女は、フリートウッドマックのキーボードとボーカルを担当していた。
フリートウッドマックは、1967年イギリスのピーターグリーン率いるブルースバンドとして結成されたが、ピーターグリーンが1970年脱退した後、彼女はベース担当だった夫(当時)のジョンマクビーつながりで加入したそうだ。
私はブルースロックは1部を除いて好みではないので、この頃のフリートウッドマックは詳しく知らない。
私にとってフリートウッドマックは、アメリカに拠点を移しリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが加入した後のソフトロックに変化した1975年10thアルバム「ファンタスティックマック」(原題: Fleetwood Mac)から1977年11thアルバム「噂」、1982年13thアルバム「ミラージュ」1987年14thアルバム「タンゴ・イン・ザ・ナイト」の頃が1番好きな頃でよく聞いていた。
この頃のフリートウッドマックは、Cマクビー、バッキンガム、Sニックスの3人のシンガーソングライターが共存する形のバンドで、3人3用の曲とボーカルでアルバムに豊かな個性と広がりを感じさせてくれた。
特にクリスティン・マクビーの優しい曲調とボーカルは、バッキンガムのややハードな曲
やニックスのアンニュイな感じの曲の間にあってオアシスのように感じた。(別にバッキンガムやニックスが嫌いというわけではもちろんない。)
私にとってはフリートウッドマックの1番好きな曲がクリスティン・マクビーが多かったということなのだ。
バンド内部ではメンバー間の離婚や別離、破産、ドラッグ中毒、アルコール中毒といったロックバンドあるあるの多くの問題を抱えていたようだが残してくれた音楽は今も心を癒してくれる。
さよならSONGBIRD
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