エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

サッカーワールドカップ2022を終えて

今回のW杯を終えて気になったことを書いておきたい。


わが国では今回の本大会をインターネットテレビ「ABEMA」で視聴した人が多かったらしい。
現に我が家でも深夜にキックオフする試合では、息子と娘はABEMAで見ていたらしい。
日本戦3試合の累計視聴者数は4100万人を越えたそうだ。
娘がハーフタイムに一端切って再アクセスしようとしたらアクセスできなくなったくらいだ。


一方NHKが放映した初戦ドイツ戦の平均世帯視聴率は35.3%で、W杯の初戦では1998年以降最低だったそうだ。
それでもすごい数字と思うが、かなりの数の視聴者がインターネットに流れたことは推測できる。


実際我が家ではテレビが各自の部屋にあるという状態ではなくリビングと私の部屋に2台あるくらいで、子供達には各自PCを持っている。
仕事や学習の上でもPCを利用することが多くなった(特にコロナ禍が加速させた)状況は変わらないだろう。


いくら我が国のサッカー熱が1997年日本が初めて初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」(平均視聴率47.9%)の頃に比べて落ちたとはいえW杯のようなコンテンツがそれなりの数字を稼ぐことのできる魅力があることは明らかになった。


このことはW杯の放映権料が今後も高額になる可能性があるということだ。
今大会のアジア予選でも日本が本大会出場を決めたオーストラリア戦は地上波はなくスポーツ動画配信のDAZNだった。
そんな状況を時代の変化かなとほろ苦く思ったが、若い息子に教えられて時代に適合しなければと思った。


でもサイバーネットさんはABEMA開設以来赤字らしいけど、今回の無料配信で認知度は相当高めたけどどう収益化するのかな、まあ太っ腹なのは庶民にはありがたいけど。