エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

プログレ5大バンドあれこれ KING CRIMSON編

 最近またコロナ感染が流行り出したようで、先々週は我が家でも2人感染者が出たので家庭内隔離をして対応に苦労した。


幸いなことに2人とも高熱は当初2日くらいで、1人は咳、1人はのどの痛みに苦しみ1日中のど飴をなめる様子だった。


ワクチンのおかげもあるのだろうが、2人とも大事になることなく終息し、他の家族も感染することなく年末を迎えることが出来そうだ。


そう言えば去年の晩秋のコロナ禍が落ち着いてきた頃に外タレとして来日したのがキングクリムゾンだった。


不意を突かれた感じで、行こうかどうか悩んで外国での公演のセットリストを見ると、2018年のUNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR と重複してかつメンバーの大きな変更もないようなので様子見にしてしまった。


2021年MUSIC IS OUR FRIEND JAPANを見た友人に話を聞いたところ、よかったという感想とマスメデイアを通じて日本公演はこれが最後になるという情報を聞くに及んで、「しくった」とつぶやかざるを得なかった。


キングクリムゾンの公演を初めてみたのは、1981年浅草国際劇場(現在は浅草ビューホテルになっている)だった。


その当時、私にとって好きなクリムゾンはブラフォードがイエスから加入した「太陽と戦慄(1973)」「暗黒の世界(1974)」「レッド(1974)」だったので初めて見るリアルなクリムゾンの変容は衝撃だった。


これまでイギリス人で編成してきたバンドにアメリカ人2人が参加し、特にエイドリアンブリューのやたら元気よくはねるようなギター&ボーカルスタイルは違和感を覚えた。
それでもギターで像の鳴き声を模した音を出す「エレファントトーク」やポリリズムを重視した「ディシプリン」の複雑な面白さ、トニーレビンのステイックというベースとは異なる楽器の新奇さに目を奪われたものだった。


クリムゾンの最終公演という情報が誤りだったないしは復活のニュースが上書きしてくれることを期待する。
Rフィリップ先生ならありうるでしょう?