エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

プログレ5大バンドあれこれ GENESIS編

 今年見た唯一の来日公演は、スティーブ・ハケット(ジェネシスの元ギタリスト)の7月のライブ(クラブチッタ川崎)だった。
元々この公演は2020年5月に予定されていたがコロナのせいで2021年6月に延期され、それも一旦中止となり返金され、その後クラブチッタ川崎さんから連絡を頂き今年7月に公演が実現した。
ここでのクラブチッタ川崎さんの丁寧な対応には感謝したい。
しかも偶然かどうかわからないが最前列というサプライズ。
感激


演目は当初予定していたスティーブのソロ作品「スペクトラル・モーニングス」はなくなって、ジェネシスの「月影の騎士(1973)」と「SECONDS OUT(1977)」とジェネシス三昧。
「SECONDS OUT」は元々ライブ盤なのだが、これは私にとっては最高のライブ盤なのでそれを再現してくれるのは垂涎ものだった。


特に「Robbery, Assault and Battery」のキーボードとドラムのバトルのような間奏に割り込むギターの甘美さ、「The Battle of Epping Forest」の複雑な構成を完璧にこなした演奏は白眉。
ただ予想通りスティーブ・ハケットのバンドはダブルドラムではないので、原盤(「The Cinema Show)」のPコリンズとBブルフォードのようなツインドラムの掛け合いはなかった。望む方が望み過ぎかな。


素晴らしいライブ(2部構成)を堪能し、帰り際エビスバーで友人と乾杯(もちろんサッポロビールの株主優待を使って)を繰り返す。
友人と再会を約して川崎を離れた。


今回はジェネシスというよりSハケット編みたいだが、またプログレ5大バンドあれこれ GENESIS編の続きで1978年の公演(中野サンプラザ)とかあれこれ書いてみたい。