極私的映画録 2023第2四半期(4月~6月)
GYAOが終了してしまってすっかり見る本数が減ってしまった(67→30)が、できるだけ厳選して見るようにしていると前向きに考える。
ただGYAOを利用する楽しみは予期せぬ作品との偶然の出会いがあるということだ。
予め見たい作品を確実に見るという見方もするが、名前も知らなかった作品が予期せぬ感動を引き起こす楽しみも捨てがたい。
本屋や図書館で偶然読み応えのある本に出合う楽しみに似ている。
他のサブスク(有料の)を見ればいいではないかという考え(息子にも言われた)もよぎるが、在宅とは言え仕事をしている以上見る時間は自ずから限られるので、この程度のペースも悪くないと思っている。
また6月は株主総会の多い月でもあるので、今後の保有株式保有の見通しを立てる確認・検討時間も結構かかるという時期的な問題もあった。
ということで前回(4月15日付、2023第1四半期(1月~3月))と同様に記載する対象は今年公開されたものに限らず、機会あって観たもので製作年度、公開年度は無限定だ。
その中で自分なりに高評価だったものを記録しておきたい。
個々の作品についての詳細なコメントは、キネノートさんに記録してあるのでこちらには書かない。
過去に見たと記録したもの(なぜかチャップリンの2作はキネノートに記録すらなかった。見た記憶はあるのだが)再見したものでも高評価のものはカウントした。
前回見た時から年齢を経ても評価が変わるものもあるからだ。☆印を付した。
今回特にLビスコンテイ監督の「山猫」は39年ぶりの再見(今回見たのはイタリア語・完全復元版)で、いかに若い時にこの作品の素晴らしさが理解できず今になってよくわかるようになったかを実感した。
Cイーストウッド監督作品は「グラントリノ」以外に「クライマッチョ」(2021)「Jエドガー」(2011)と見たがどちらも見ごたえのある映画だったが、自分の設定評価基準未満なので同列としなかった。悪しからず。
図書館の貸し出しに感謝したい。
カッコ内の年は製作又は公開年を記す。
4月
グラントリノ(2008)
5月
切腹(1962)
6月
黄金狂時代(1925) ☆
モダンタイムス(1936) ☆
コーダ あいのうた(2021)
スミス都へ行く(1939)
山猫(1963) ☆
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