エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

極私的映画録タイムマシン 2021年上期

上期は意外な作品を高評価していたことに少し驚く。
しかも直接戦争に絡む作品も少ない(そうは言っても「ローン・サバイバー」はアフガン戦争、「かくも長き不在」は第2次世界大戦後の悲劇を描き、「ハンターキラー 潜航せよ」はロシアでの架空のクーデターを描いたもの)。


「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」や「東京原発」のような怪作・珍作(滅多に見れないという意味)を見れたのはGYAOのおかげ。


「ボヘミアン・ラプソデイ」は妻と劇場で見たのが最初だったことを思い出した。
クイーンも好きなバンドで、フレディがゲイでエイズで亡くなったことは知っていたが、生い立ちや私生活での孤独は知らなかった。
クイーンはボーカルにアダム・ランバートを据えて来日公演をする予定だが、残念ながらフレデイのいないクイーンのライブを是非行きたいとは思えなかった。


「インサイダー」は、タイトルからインサイダー取引を描いたものではなく、タバコ会社の不正(ニコチン中毒をマヒさせる物質をたばこに混入させる)を暴く内部告発の話で、更にそれをマスコミ(テレビ)が報道するかどうかで揺れる骨太な実話ベースの作品だ。アル・パチーノやラッセル・クロウら有名俳優が出演している。


さて2020年はどんな作品を見たか?自分の過去を遡るタイムマシンの旅は続く。


6月 ボヘミアン・ラプソデイ(2018米)☆
(次点)インサイダー(1999米)
    ローン・サバイバー(2013米)


5月 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976日本)
(次点)ザ・シークレットマン(2017米)
    かくも長き不在(1960仏)


4月 東京原発(2004日本)
(次点)search/サーチ(2018米)
    バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版(2008独)


3月 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018米)
(次点)ハンターキラー 潜航せよ(2018米)
    トリスタンとイゾルデ(2006米)
    Fukushima 50(2020日本)


2月 ウインド・リバー(2017米)
(次点)007/ユア・アイズ・オンリー(1981英米)☆


1月 なし