エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

父の日、娘とデート

 先週は父の日だった。
社会人2年目の長女が食事をご馳走してくれるというので夕方から外食することになった。
当初は地元の高級中華料理屋でフルコースを考えていたそうだが、彼女の就職祝いの席で利用したので違うプランを逆提案(娘に悪かったかな?)。


日本人向けにアレンジしていないことが売りのガチ中華(最近気になっていたので)に行くことにした。


日曜の夜だが、飛び込みで席は空いている。
隣で既に食事中のカップルも中国語が飛び交う。
ウエイトレスの女の子もオーダーを厨房に声かけるときは中国語だ。


私も娘も第2外国語は中国語を選択したが、会話は聞き取れない。


メニューを見ると日本語で書いてあるが、普段見慣れない料理名が並んでいて好奇心がうずく。


スペアリブの黒酢炒め、おこげの五目あんかけ海鮮あんかけと生ビールとライチサワーを注文する。


乾杯する頃には、スペアリブの黒酢炒めが到着。


黒酢の酸味と甘みが濃厚。
ビールに合う。
骨に注意して食べないとお互い注意。


おこげを食べたことがないというので、おこげのあんかけパフォーマンスを初体験。
あんは塩味系で黒酢とは対照的な淡白さ。


最初の2品で1品料理の量はわかってきた。
肉食系の娘はスペアリブが気に入った様子。
私は酒のつまみにピータンを注文する。
娘は食べたことがないというので、1度は食べてみたらと勧める。


ピータンには珍しくパクチーが白髪ねぎと一緒にのっていて、美味しく頂く。
娘は少し戸惑ったように一切れ食べた。
独特な風味は好き嫌いが分かれると思う。
妻は嫌いなので結婚してからは少し遠のいたが娘はどうか?
凄くおいしいという感想はなかったが、もう一切れ食べた。


この頃には既にビールは空となり、紹興酒(3年物)を頂いている。
この店では紹興酒は、3年、5年、10年、15年物とあり、白酒まで(しかも毛沢東愛用白酒 31000円なんてものまで)ある。
ちょっと楽しみ。


スープを兼ねて水餃子を注文。
まずは何も入れずそのままで一口。
穏やかなうまみが伝わる。
更に自家製のラー油を発見し、垂らして食べると結構辛いが美味しい。
あっという間に2人で完食。


娘は私と違って既にアルコールがまわったようで、お腹も一杯とのこと。
私はアルコールが入ったので更に食欲が加速し、締めのチャーハンを提案。
少しなら食べるとのことなので、完食は私の責任ということと解し、角煮チャーハンを注文。
真っ黒いチャーハンに一瞬戸惑う。
角煮は美味しいが、チャーハンは少し塩辛い。
プレーンなチャーハンにすればよかったかなと反省。
娘は味見をする程度に食べ、同様な感想。
残ったチャーハンは無事完食。
でも少し食べ過ぎた感あり。


娘の近況などを聞きながら、2時間余り、また2人で話す機会を作りましょうとデートはお開き。
店の近くまで送迎してくれた妻用のお土産の胡麻団子が出来て帰路に着く。