エンコルピオのブログ

日々のあれこれと趣味のことを徒然なるままに記す

余は如何にして「スタ・レビ」のファンとなりし乎

 一昨日スターダスト・レビューのライブ「ブギウギ ワンダー☆印レビュー」に行ってきた話を書いた。
久しぶりのライブは、やっぱり楽しい。
実は私は昔からのスタ・レビファンではなかったし、CDもベスト盤を昔買ったくらいでそれほど熱心なファンではなかった。


それが今から約2年前のコロナ禍真っただ中の2021年3月3日EXシアター六本木で開催されたライブ「スピンオフ四人囃子」を見たことを契機とする。


「四人囃子」は1971年に結成された日本のプログレシッブロックの先駆けと言うべき伝説的バンドで、1989年MZA有明での再結成コンサートを見に行ったほど好きなバンドだった。
その時は、岡井大二(ドラムス)、森園勝敏(ヴォーカル、ギター)、坂下秀実(キーボード)、佐久間正英(ベース)、佐藤ミツル(ヴォーカル、ギター)というメンツで素晴らしい演奏をリアルに聞けて感激したものだった。


それが「スピンオフ四人囃子」では、岡井と坂下以外ではスタ・レビの根本要とハウンドドックの西山毅というメンツで、その当時はスタ・レビのライブは見たこともなく、内心「え~スタ・レビの根本要⁉?大丈夫かよ?」という感じだった。
しかも坂下が病気で出演できなくなったと聞いて不安は広がった(その後坂下氏は去年7月に不帰の客になってしまった。合掌。)
それでも貴重な「四人囃子」がらみのライブだからとコロナ禍も何のそのチケットを買った。


当日ソシアルディスタンスの徹底1席ずつ空けた広いホールの中で見事に要氏はボーカルとギターを熱演した。
そのMCと演奏の端々に四人囃子に対する深いリスペクトが感じられて、要氏の本当にロック好きな姿勢が心を打った。


以後要氏がパーソナリテイをしているラジオをラジコで聞くことで、彼の人柄や飽くなきロック魂を感じたのだった。
その際ギターキッズである要氏の推薦する新譜やスタレビの楽曲(有名な曲しか知らなかった私にとっては新鮮だった)を聞くことも楽しみとなった。


そしてたまたまラジコでスタ・レビのライブの宣伝を聞いたので、1度行ってみようかなと思って妻を誘ってみたら、乗り気だったので2021年7月10日「年中模索」のライブに行って
コール&ノーレスポンスの中で安全衛生面に注意しながら工夫してお客を楽しませようとするバンドの熱意を強く感じてファンとなったのだった。


これからもバンドが続く限り、またライブに参加したいと考えている。


今度車で行くときはもっと早く行かなきゃいけないな。